乳腺炎の対処法・自宅ではどうしたら?

乳腺炎になると、つらい痛みや高熱によるだるさだけでも大変なのに、この上に病院通いとなると赤ちゃんも一緒に連れていくことになり、本当にママは大変です。もし、自宅での乳腺炎の対処法が実施でき、症状が少しでも改善すれば、ママとしては本当に助かります。乳腺炎になってしまった場合の自宅対処法には、いったいどんなものがあるのでしょうか。ここでは、病院にいくまでの応急処置としても、試してみるとよい方法についてご紹介します。

乳房を冷やす

乳腺炎になってしまうと、痛みと腫れが発症し、熱を帯びてきてしまいます。そのため、重だるさも増して、毎日が憂鬱になるくらいです。そんなつらい症状には、痛むところや腫れているところを冷やすという対処法を試みてください。

●準備するもの
・冷えピタ もしくは、保冷剤
・タオル

こちらのものを準備しましょう。
もし、「冷えピタ」のような専用保冷剤がなくても、ケーキを買ったときなどについてくる保冷剤を使ってもよいのです。

★ちょこっとヒント★
乳腺炎になったママならわかると思いますが、熱をもった乳房を冷やしているとすぐに保冷剤が温まってしまいます。このため、保冷剤の予備は、たくさんあったほうが重宝します。さて、冷却剤を直接、乳房にあてるとお肌を傷めるもとになりますので、必ずタオルにくるんで、痛みや腫れのある箇所にあてます。

痛みや腫れを早くとりたい気持ちはよくわかりますが、急激に冷やすとしこりが固まってしまう恐れもあります。こうなると、乳腺組織にダメージを与えてしまいますので、注意が必要です。このため、氷などは使わないようにし、保冷剤も必ず、タオルにくるんで使用するようにしましょう。

 

赤ちゃんに飲んでもらって乳腺のつまりを解消

乳腺炎の原因は、乳腺につまった母乳がしこりになってしまっていることにあります。
このため、赤ちゃんに母乳を飲んでもらうという対処法がもっとも安全で簡単にできるものとなります。

具体的な方法

赤ちゃんに母乳を飲んでもらうといっても、乳腺炎の対処法としては、少しコツが必要です。それは、母乳を飲ませているときに、しこりの部分を押して乳腺を動かすようにしてみましょう。こうすることで、母乳のつまりが解消しやすくなるのです。以上のような方法では、ママとしては、乳房に痛みが強く走ると思いますが、そこは母乳育児を続けていく上でちょっと我慢してみましょう。また、乳腺炎になっているときの母乳というのは、通常の味と違うため、赤ちゃんは嫌がってあまり飲んでくれないかもしれません。でも、飲んでくれないと、乳腺炎の対処法にならないため、飲ませ方に工夫をしてみましょう。たとえば、軽く搾乳してからあげてみる、赤ちゃんが眠そうにしているときに飲ませてみる、などの方法を試してみて下さい。

入浴はしてはいけない

乳腺炎になると、お風呂につかってしこりをほぐすとよいのではないか・・・という間違った対処法をなんとなくやっているママも、もしかしているかもしれません。実は、入浴すると乳房が必要以上に温まり、ますます張りやすくなってしまいます。入浴はせず、シャワーのみで済ませたほうがよいでしょう。

マッサージはしたほうがいいの?

乳腺炎になったとき、マッサージをするのは、悪いことではありません。でも、素人のやり方で勝手に行うと、乳腺を傷めてしまう恐れもあり、ますます症状を悪化させるもとになることもあります。マッサージを行うときには、必ず、助産師さんなどプロの方の指導を仰ぎながら行いましょう。

どうしても薬が飲みたいときは?

母乳育児で頑張っているママは、赤ちゃんの健康に有害なものはできるだけ避けたい、と、日夜がんばっていることと思います。でも、乳腺炎のつらさは、実際になったことのある人でないとわからないものです。熱や痛みを緩和するため、どうしても薬のお世話になりたい、というとき、授乳中に飲んでいい薬というのはあるのでしょうか。

●葛根湯
もし、熱を下げたいという場合なら、葛根湯を飲んでみましょう。この漢方薬は、授乳中でも服薬しても赤ちゃんに影響はない、とされているものです。一方、市販の解熱鎮痛剤では、「タイレノールA」という薬が比較的安全性が高いとされています。

●タイレノールA
タイレノールAは、赤ちゃんの解熱剤としても使われているもので、「アセトアミノフェン」という成分からできており、薬の効き方は穏やかとされています。いずれのお薬にしても、赤ちゃんへの影響が気になる、というママは、授乳前に搾乳する、あるいは、服薬後の授乳の間隔をあけてみる、などの工夫をしてみるとよいでしょう。

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