乳腺炎の症状・病院にいったほうがいい?

母乳育児で頑張っているママにとって、乳房の炎症である「乳腺炎」はつらい症状です。赤ちゃんへの授乳時もさることながら、普段乳房が重くて熱っぽいのも困りもの。「もしかして乳腺炎かも?」という症状とはどんなものがあるのでしょうか。

乳腺炎の症状とは?

乳腺炎の症状とは、いったい具体的にはどんなものなのか、例をあげてみましょう。

●乳房の一部が痛くなったり赤くなる
●乳房の一部が熱を持つ
●乳頭に白い塊ができる(白斑)
●赤ちゃんを抱っこ・腕をあげると乳房が痛い

このような症状の場合には、まだ軽症なので適切な処置で改善していきます。乳頭の白斑の塊は、そこから炎症に発展する場合がありますがこの時点では大丈夫です。以上のような症状が出た場合には、すぐに症状を緩和する策をとれば改善していきます。

 

乳腺炎が重症化したら?

では、重症になってしまった場合には、どんな症状が出てくるのでしょうか。

●全身がだるい
●頭痛や寒気
●38度以上の高熱が出る
●乳房全体が張って硬くなる
●授乳すると激しい痛みがある
●安静時でも、乳房が痛い

このような症状が出た場合には、炎症を鎮めるための医学的な措置を考えたほうがよいでしょう。もし、高熱が出るほどになれば、消炎鎮痛剤抗生物質を処方されることがあります。また、乳頭の傷からウィルスに感染し悪化すると、膿が乳房にたまることがあります。この場合には、切開手術で膿を除去する必要があります。

 

どんな人が乳腺炎になりやすい?

どんなママが乳腺炎を発症しやすいのでしょうか、見ていきましょう。

●もともと乳腺が細いためにつまりやすい人
●中性脂肪が高め
●油っぽい食事や甘いものの摂取が多い
●ストレスが多い
●添い乳、同じ姿勢での授乳が多い

生まれつきの特徴に加え、食生活にも関連があるようですから、注意したいものです。

 

病院にいかないとダメなの?

病院にいくのは、赤ちゃんをつれていくのと乳腺炎の症状がダブルであり、大変です。それでも、乳腺炎を悪化させたときのことを思えば早期に手を打つ必要もあります。やはり、母乳育児はそれなりに多大な恩恵がありますので断念するのはもったないこと。乳腺炎の疑いがあれば助産師さんなどに乳房マッサージを教えてもらうとよいでしょう。また、おかしいな、と思ったら、出産した産科に相談するのもいいでしょう。授乳が続けられるような方向で努力をされ、母乳育児で健康な赤ちゃんを育てたいですね。

 

40代によく見られる「乳腺症」とは?

授乳中のママだけでなく、乳腺のトラブルはまだあります。乳腺症といわれるもので、症状としては、しこり、痛み、乳頭分泌などになります。これは女性ホルモンが関係して発症しますが閉経前の女性に多く見られるものです。年齢的にはちょうど40代、早い人で30代後半になりますが、女性全体の6割に見られます。

さて、しこりが見つかると乳がんではないかという心配がまず先立ちます。乳腺症になった人は乳がんになりやすいか、という疑問ですが、その特徴にもよります。乳がんになりやすい「増殖性病変」と乳腺症ではない状態とさして変わらない「非増殖性病変」があります。そして、乳腺症になっても、「非増殖性病変」の為、大多数はガンには、即、結びつきません。

大事なことは、しこりを見つけたら安心のためにも病院で検査を受けるという事。
何もなかった、と安心しきってしまうのでなくその後の経過も見ていきたいものですね。

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