お餅を食べると乳腺炎になりやすい?

赤ちゃんが生まれる前後のママには、母乳に関する悩みや心配が尽きません。母乳が詰まってしまうことで乳腺炎になってしまうのですが、お餅は母乳を詰まらせやすいため、乳腺炎のリスクを高めやすいと言います。

しかし一方で「お餅を食べると母乳の出が良くなる」という話もありますが、どちらが正しいのでしょうか。

母乳の仕組みを知ろう

お餅と乳腺炎の話に入る前に、母乳の仕組みについて確認しましょう。母乳の原料は、ママの体の血液から生じます。この血液を通して母乳が作られ、乳腺を通って赤ちゃんに届くようになっています。

最近、ドロドロ血液、サラサラ血液という言葉をよく耳にしますが、この原料となる血液がドロドロしていれば、当然母乳もドロドロ、血液がサラサラなら母乳もサラサラ母乳になります。血管も乳腺も、ドロドロな液体が流れていれば、それが詰まりやすくなるのです。

では、どうして血液がドロドロになるのかと言えば、それは糖質や脂質が多い、もしくは水分量が少ないからです。そのため、妊娠期や授乳期はバランスの良い食生活や、たくさん食べつつもカロリーには注意することが求められるのです。

お餅を食べると母乳はどうなる?

では、お餅を食べると母乳はどうなるのでしょうか?お餅はのどに詰まるし、だから母乳も詰まらせるということはありません。

お餅が母乳を詰まらせるとしたら、お餅は高カロリーであるために、それが血液中の糖濃度を高めてしまい、ドロドロ血液・母乳にしてしまうためです。

昔の食糧事情では、お餅はカロリーが高い貴重な栄養源で、食べれば力が湧いてくるとして、また縁起の良い食品として珍重されました。その名残としてお餅を食べさせると良いという話が残っているのです。

また、もち米には母乳の分泌を促す効果があるという話もあり、基本的には母乳の出を良くすると考えて良いでしょう。ただ、普段からカロリーが多い場合には母乳の質を悪くしますから、その点には注意する必要があります。

特に、お砂糖がたっぷり入ったお餅には注意した方が良いでしょうね。

乳腺炎のリスクはどっち?

では、お餅は乳腺炎になりやすいのかどうか。これはもうほとんど分かるかと思いますが、ケースバイケースです。乳腺炎は、基本的に古い母乳が詰まってしまうことが原因で生じます。

ですから、お餅を食べることが必ずしも乳腺炎を引き起こすとは言えません。しかし、詰まりやすい母乳になることもあり、注意が必要です。

また、母乳がしっかり作られすぎて、赤ちゃんが飲み切れなかったり、搾乳が追いつかなくて、そのために乳腺炎が生じるケースもあります。

乳腺炎はママも赤ちゃんにもいいことはありません。お餅を食べるのがダメなことはありませんが、食べすぎには注意しましょうね。

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