授乳の痛みを和らげるには?

授乳の痛みは、ママと赤ちゃんの二人だけの幸せな時間にはちょっとやっかいものです。それをなんとか解消するために、いったいどんな方法があるのでしょうか。また、なぜ授乳が痛くてつらいものになってしまうのでしょうか。
授乳時の痛みのつらさの原因と解消法や、赤ちゃんのおっぱいの飲ませ方について、ご紹介していきましょう。

乳首の痛さには原因がある

授乳中の乳首の痛みに耐えているママ、本来は授乳とは痛くないものなのです。それがなぜ痛みが発生してしまっているのかというと、理由ははっきりしています。痛みが発生するのは、赤ちゃんの月齢でいうと、

●生後2ヶ月くらいまで
●生後6ヶ月以降

の時期が多いようです。
というのは、生後2ヶ月の赤ちゃんはまだおっぱいを飲むことになれていません。そのために、ママの乳首に負担をかけてしまうような飲み方、ふくみ方をしていることによって、乳首が痛むと考えられます。また、生後6ヶ月以降くらいになりますと、乳歯がはえてきます。この乳歯の生え始めによって、乳首に刺激がくわえられるということも原因としてあります。

赤ちゃんの乳首のふくませ方を正しく

生後間もない赤ちゃんは、正しいおっぱいのふくみ方にまだ慣れていません。このため、乳首だけを吸っていたり、浅くふくんでいたりして、ママの乳首に負担をかけるような飲み方になっていることがあります。
これは、ママのほうで優しく誘導してあげることで、正しい飲み方、ふくみ方を自然に覚えていきます。具体的にひとつひとつ見ていきましょう。

赤ちゃんがふくもうとする方向、まっすぐの位置に乳首があること

⇒つまり、赤ちゃんの顔とおっぱいがお互いに真正面にある位置が望ましいです。もし、赤ちゃんの顔がおっぱいよりも下のほうにあったりすると、ふくみ方もやや斜めになってしまうため、乳首の痛みを発生させやすくなってしまいます。

⇒ママの姿勢や抱っこのしかた、方向などを変えることで、改善しましょう。

浅くふくませず、乳首全体をふくませる

⇒浅くふくんでいると乳首だけが口にくわえられている状態となり、乳首に負担がかかってしまいます。

⇒おっぱいを深くふくめられるように、ママのほうもおっぱいに手をそえたり姿勢を変えたりしてみましょう。

母乳の量が足りているかどうかをチェック

⇒赤ちゃんが長く吸っていたり、また強く吸ったりして乳首に負担がかかる場合、母乳があまり出ていない可能性もありますので、授乳前のマッサージや、授乳前後の充分な水分補給などで母乳の出をよくする対策をしてみましょう。

乳歯の刺激によるもの

⇒乳歯の生えてくる時期になると、歯茎のむずがゆさを覚え、乳首をかんでしまう、乳首で遊んでしまうということが原因です。もし、乳首に傷があれば早く治るよう、消毒しておくことも大事です。

⇒消毒をしたときには、次の授乳前に綺麗に洗い流してから赤ちゃんに授乳するようにしましょう。

⇒歯茎のむずがゆさのために遊び噛みをしてしまうようなら、一旦授乳を中断し、「噛むのはやめてね」「ちゃんと飲んでね」と声がけをしてから、再度、授乳開始するという躾も必要です。

正しい姿勢で飲ませてみましょう

おっぱいを飲ませるにも正しい姿勢というのがあります。正しい姿勢で授乳することで、赤ちゃんのお顔とおっぱいが真正面にきて、自然に乳首全体をしっかりとふくめるような状態になりやすいのです。

赤ちゃんの位置

普通、膝の上に抱っこして授乳しますが、それですと生後間もない赤ちゃんには少し離れすぎるときもあります。とはいえ、赤ちゃんは、生まれたときにはすでに体重が約3キログラムほどありますので、正しい姿勢で抱っこし続けるのは大変です。

膝の上にクッションか座布団をおいて、ちょうどいい位置になるように工夫してみましょう。そういった台となるようなものがない出先の場合には、足を組むなどして高さを調節してみるといいでしょう。

赤ちゃんの腕や肩がはさまれないように

ママと赤ちゃんの間に、赤ちゃんの腕や肩が挟まっている状態ですと、隙間ができてしまいます。こうなると、ママと赤ちゃんとの間が密着できず、乳首にもしっかりとふくませられない状態を招きます。赤ちゃんの腕や肩はママの脇のほうへもっていきましょう。

授乳時の痛みもなく、そして、スキンシップもしっかりとれるように、正しい姿勢をとれるようにするだけでずいぶん違うと思いますよ。

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