授乳期のママ必要な栄養とそれを補うサプリメント

母乳育児のママは、自分の体の中で赤ちゃんのための母乳をつくっている、ということになります。授乳期のママは、赤ちゃんのお世話とともに母乳のためにやはり体内で頑張っている状態ともいえます。

アンケート調査によると、
「授乳期に摂取してはいけないもの」は8割以上のママ達は認識していましたが、
「摂取したほうがよい栄養素」については、8割弱の方が認識していなかった
という結果が出ているそうです。

赤ちゃんを育てるということは、大変なことではあります。
何でも食べて体力的にも落とすことのないようにという配慮ももちろんされているかと思います。ただ、授乳期に必要な栄養素というものを意識して摂取するのと、そうではないのとでは、やはり母乳の量や質などに影響がないともいえません。では、母乳によい栄養素、意識してとりたい栄養素というと、どんなものがあるのでしょうか。また、その栄養素とは、ママの体の中でどのように作用していくのでしょうか。

毎日の食事で母乳に影響する栄養素は何?

ママが口にする食事が、母乳に影響する栄養素というのがあります。
次にあげるものを見てみてください。

・脂質
・ビタミンA
・ビタミンB1
・ビタミンB2
・ナイアシン
・ビタミンB6
・パントテン酸
・ビオチン
・ビタミンC
・ビタミンE
・ビタミンK
・ヨウ素
・セレン

こんなにあるのですね。
これらの栄養素は、毎日の食事が母乳へ影響してくるというものです。
できれば、これらの栄養素を毎日摂取できれば理想的、といえます。

すでに体内貯蔵されている栄養素で母乳に影響するものは?

毎日の食事からではなく、すでにママの体の中に、いくらか貯蔵されている栄養素というものがあります。それらが次にあげるものです。


・脂質
・ビタミンD
・葉酸

体内にすでに貯蔵されているといっても、母乳は毎日赤ちゃんにあげなければなりません。
そのため、これらの栄養素についても日頃から意識的に摂取できるように心がけるといいでしょう。とくに「葉酸」については、よく育児雑誌などで言われているものですので、聞いたこともあるかもしれません。赤ちゃんの発達にも必要な栄養素ですので、ママ友達のなかには、意識的に摂取している人もいました。

毎日の摂取量に関係なく母乳に必要な栄養素

食事で日頃、摂取していてもしていなくても、
母乳として使われてしまう栄養素というものもあります。

・タンパク質
・ビタミンB12
・ナトリウム
・カリウム
・カルシウム
・マグネシウム
・リン
・鉄
・銅
・亜鉛
・クロム

いかがでしょうか。

タンパク質やビタミンといった皆さんも良くご存じのものをはじめ、
クロムといったミネラル分も母乳には必要なのですね。

しかも、これらは、毎日摂取していようとしていまいと、母乳をあげ続ける限り母乳とともに体外に出て行ってしまうものなので、意識して摂る必要があります。日頃の食事で自然に摂れている、というママなら安心ですが、食の好みによって摂取できている量は人それぞれです。
では、ママの授乳期に最適な栄養素を効率よく、しかも、ママの負担が少なく摂取するにはどうしたらよいのでしょうか。

実際の授乳期ママの食事から考えてみましょう

母乳育児をされているあるママの一日の食事の様子を見てみましょう。

<朝>
・ハムとチーズをのせたトースト
・野菜スープ
・ヨーグルト

<昼>
・カレーライス
・トマト

 

<夜>
・ごはん
・油揚げとわかめの味噌汁
・ホイコーロー(豚肉・キャベツ・ねぎ・ピーマン)
・冷奴

以上がある一日の食事でした。
ざっとみたところ、野菜や肉、炭水化物、乳製品とバランスのよい食事をされているように見えます。さて、このメニューでどれだけの栄養素が足りているのか、見ていきましょう。

ちゃんとたべていても栄養不足?

先程のメニューをもとに、一日の推奨されている栄養素の量を見てみると、エネルギーやタンパク質、ビタミンB6、ビタミンB1は、ほぼ推奨量をクリアしていました。逆に不足している栄養素というと、鉄分、ビタミンA、ビタミンB2、ビタミンB12、葉酸、ビミタンC、ビタミンD、ビタミンE でした。上記のうち、ビタミンA、ビタミンB2、ビタミンC、ビタミンEは、食事によって母乳に影響してくる栄養素でした。

そして、葉酸、ビタミンD は、体内貯蔵量が十分にあるうちは母乳への影響は少ないものでした。鉄分、ビタミンB12は、ママの食事の内容に関係なく母乳をあげ続ける限り、母乳に必要な成分となります。とくに、ここで注意したいのは、赤ちゃんの発達に特に必要とされる葉酸の摂取が少ないということでしょう。

また、そのほかの不足の栄養素としても、鉄分が少ないのは女性としても貧血などを誘発しますので心配ですが、授乳期のママとして赤ちゃんに母乳をあげなければならないという状況を思うと、考え直す必要が大いにあると思います。しかしながら、こういった食事をしているママ、多いのではないでしょうか。ただでさえ、赤ちゃんのお世話、御主人やそのほかのご家族にお世話もあるというのに、自分の食事のことまでそんなに気を回せない、というママは少なくないでしょう。

サプリメントの利用も考えてみて

授乳期のママの場合、赤ちゃんのお世話からご家族のお世話とやらなければならないことがたくさんあるのに加え、母乳を体内で生成させなければならないということで、身体も疲労がたまりがちです。そんななか、食事まで一日30品目を達成させようというのは、あまりにも大変すぎますよね。

そういう場合、サプリメントの摂取も考えてみられてもいいのではないでしょうか。ただし、巡り巡って赤ちゃんの口に入るわけですから、どんなものでもよいというわけにいきません。では、ここから、授乳期のママのサプリメントの選び方を少し説明していきましょう。

<メーカー選び>
信頼できるメーカーを選びましょう。入手しやすいから、有名だからという理由で購入を決めるのではなく、自分の納得のいくメーカーを吟味する必要があります。

<必要な情報がきちんと表示されている>
賞味期限はもとより、成分表示、原材料名までしっかりと表示されているものを選びましょう。国の基準に合っているものかどうか、または、業界団体の基準に合っているかどうか、も判断材料となります。

<ひとつの栄養素だけでなく複合的なもの>
栄養素というのは、たとえば、脂質だけで体内できちんと吸収されるわけではありません。その栄養素が分解され、吸収されやすいように変化する為には他のサポート的な栄養素も必要になってきます。こういう理由から、サプリメントを選ぶときには、その目的の栄養素がより分解されやすく、吸収されやすいように配慮された製品を選ぶことが大事になります。

 

以上、授乳期のママに必要な栄養素を補うサプリメントの選び方を御紹介しました。母乳育児の赤ちゃんとママの健康ライフは、やっぱり「ママの健康」があってこそです。赤ちゃんの成長のため、そしてご自分の健康維持のためにも母乳に必要な栄養素はしっかりと過不足なく摂取し、元気なお子さまに育てたいものです。

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