母乳と粉ミルクの授乳タイミングの違い

母乳と粉ミルクの授乳で何に気を付ければいいのでしょうか。実は、母乳と粉ミルクでは授乳するときのタイミングが違ってくるというのですが、いったいどういうことなのか説明していきましょう。

母乳と粉ミルクの授乳の違いとは?

母乳と粉ミルク、同じように見えますが、実は授乳するタイミングは「リズム」が全然違って当然なのです。というのは、母乳は同じ人間の体内で生成されるものですが、粉ミルクというのは、人工的に作られたものになります。ですから、消化吸収にかかる時間が母乳よりもかかってしまうのです。

粉ミルクの場合、赤ちゃんの体のなかで約3時間ほどかけて消化吸収を行っています。このため、母乳と同じように粉ミルクを授乳してしまうと、赤ちゃんの胃腸に負担をかけてしまうことになります。このような事情から、粉ミルクの場合には量をまとめて飲ませそして、消化吸収のための時間、3時間程度をあけて飲ませているのです。
つまり、「3時間おきにミルクをあげましょう」というのは、母乳は関係なく、粉ミルクの場合を言っているということになります。

母乳・3時間あけたら間隔あきすぎ?

粉ミルクの常識である「3時間おきの授乳」をそのまま母乳に置きかえてしまうママが実際います。3時間おきが標準だと思い、わざと時間をあけて授乳するわけですが3時間もあけているとおっぱいが張ってくることがあります。張ってくることを「母乳がたくさん作られている」と勘違いする
ママもいますが、厳密にいうと、「張ってしまうまで授乳しなかった」というマイナスの意味合いで捉えていただきたいものです。

というのは、おっぱいが張ってしまうまで授乳をしないというのは断乳をしていく時の方法であり、おっぱいに「もうあまり母乳をつくらなくてもいいのですよ」という信号を常時送っていることになるからです。母乳育児をするときには、3時間あけずに2時間ごとで1時間ごとでもあげていいのです。逆にいえば、頻度を多くすればするほど、おっぱいとしては、母乳を生成しなければならないという信号を受け続けることになります。そして、結果的に母乳をたっぷり継続して生成することができるのです。

おっぱいを飲むことは運動

粉ミルクであれば、哺乳瓶かららくに赤ちゃんはミルクを飲むことができます。しかし、おっぱいとなるとそうはいきません。おっぱいから母乳を飲む為には赤ちゃんとしては、かなりの運動になっているからです。そのため、一度に飲める量は限られているため、疲れてしまって眠ってしまうということになります。ただ、一度に飲める量が限られているということは、また少し時間がたつとまたお腹がすくということになります。

ほかの赤ちゃんに比べて、「少ししか寝てくれない」と思うかもしれませんが、母乳育児の場合には赤ちゃんも授乳のたびに大変なカロリー消費をしているのだということを頭に入れておくといいかもしれません。ママのほうとしても、普通ははじめからたくさんの母乳が出る人はまれです。
通常は、一回につき20~30CCくらいのことが多いので、母乳不足についてそれほど心配はされなくても大丈夫でしょう。粉ミルクとの違い、母乳育児の赤ちゃんの事情を頭に入れておけば、母乳育児であっても粉ミルクであっても、赤ちゃんと上手に二人三脚で育児が進んでいくことでしょう。

 

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