母乳が出るようになるには意識も大事

母乳が出るママは、最初からよく出る体質なんだと思いがちです。でも、どうやらそうではないようなのです。実は、母乳が出るようになるには、意識することも大事ということを次に御紹介してみたいと思います。

ミルクから母乳へ~中国のママたち

メラミンが混入されたミルクを飲んだ乳児が次々と命を奪われた事件は、記憶に残っている方もいるかと思います。そもそも日本ではこのような事件は起こる可能性は低いと思いますが、中国でもこの事件は、非常にショッキングな出来事として、事件以降の育児に波紋を投げかけたようです。というのも、中国のママたちは、「ミルクを飲ませるのは心配」と、母乳育児に転換していったのです。
実は事件前、中国では母乳育児を実践している確率は非常に低く、なんと、10人のうち2人にも満たない状況でした。つまり、しっかりと母乳育児ができている人は、10人のママがいれば1人、多くて2人という数字です。これは驚きの数字ですよね。さて、このような「ミルクを飲ませていれば健康で安心」・・・というミルク信奉を根底からくずした「メラミン入りミルク事件」。中国のママたちは、わが子を守るため母乳育児に切り替えたのです。

母乳育児が中国の育児の主流に

メラミン入りミルク事件を受け、中国のママたちはこぞって母乳育児に切り替えました。その結果は・・・?なんと事件のあと、母乳育児を実践しているママが10人のうち8人以上という結果となったのです。「ミルクを飲ませておけば大丈夫」という意識は中国では根底から崩れました。でも、皮肉なことに事件のおかげで母乳育児のメリットを享受できる赤ちゃんが格段に増えたのです。

母乳が出ないのは意識の違いから?

「母乳が出ないのでは・・・?」と心配しているママは、中国にも日本にもいます。実際、出にくいママたちは、ミルクを飲ませていることでしょう。中国では、事件の前にはほとんどのママたちがミルクを飲ませていました。しかし、事件後これほどまでに母乳育児ができるママがいたとは、ママ達にしてみても驚きだったでしょう。ちなみに、広大な中国では現在でも、母乳育児の率には地域によってかなり差が大きく開いています。それにしても、同じ地域内で、これほどまでに母乳育児の率があがったということは、「わが子を食品の害から守らなければ」という母の強い愛によるものでしょう。
ということは、必ず母乳育児で育てるのだ、という強い信念がまずは必要であるということがいえるのではないでしょうか。その気持ちがあってこそ、母乳が出るような努力ができるというもの。出にくかった母乳でも「赤ちゃんの吸着」、「ママの食事の改善」、「充分な休息」、「マッサージ」、「水分補給」などの努力により、母乳が充分に出るようになるのですね。

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