ママがカフェインを取ることによる赤ちゃんへの影響は?

母乳育児をしていると、特にコーヒー好きの方だとコーヒーを我慢するのがとてもつらい、という声をよく聞きます。そこで、ママがカフェインを取ることによる赤ちゃんへの影響はどういったものなのか、調べてみました。

カフェインの体内滞留時間・ママの場合

ママが摂取したものは、母乳の成分として含まれて行きます。そのため、コーヒーを飲むとカフェインも母乳に含まれてしまうのでは、と心配しますよね。では、カフェインを摂取したとき、どのくらいの時間差で母乳に影響が出るようになるのでしょうか。
コーヒーなどカフェインを含む飲料を飲んだ場合、約15~30分後にカフェイン濃度が最高値となります。そして、その後1~2時間をかけて、母乳の中にカフェインが含まれて
きます。そして、ママの体内で摂取したカフェインが半分の量に減るまでの時間は約5時間ほど。飲むときは短時間ですが、摂取したカフェインが体内から排除されるにはかなりの時間を要するということがわかりますね。

カフェインの体内滞留時間・赤ちゃんの場合

とはいっても、母乳へのカフェインの移行率はこれでも1%程度と低いとされています。けれども、コーヒーなどのカフェイン入りの飲料などを摂取した場合、5時間を待たないで授乳してしまうと、赤ちゃんに母乳を通してカフェインが取り込まれてしまいます。
さて、ここで赤ちゃんの体内からカフェインがすっかりなくなるまでどのくらいの時間がかかるのかを見ていきましょう。なんと新生児で約4日間、生後5か月までで約14時間、かかるというのです。新生児の場合には、4日もたたないとカフェインが抜けきらないのですね。ということは、寝つきもあまりよくなく、ちょっとハイな感じになってしまう状態が4日も続くということになります。
そして、もしコーヒーを飲んで授乳するという習慣をずっと続けた場合、赤ちゃんの体にカフェインが蓄積されていくという可能性も考えられます。

赤ちゃんへの影響は?

カフェインは成長に何らかの影響があるのでしょうか。今のところ、成長や発達によくない影響があるという報告はないとのことですがそれでもカフェイン摂取をしたがために赤ちゃんに出る影響には次のようなものがあります。

●興奮しやすい
●覚醒されすぎる
●不眠症になりやすい

つまり、これらを総合すると、

「ちょっとしたことにも興奮し、すぐに泣く」
「泣き方が激しい」
「機嫌が悪い」
「なかなか寝付かない」
「寝たと思ったらすぐに起きる」

などの状態が見られるのです。

こんな方法もあります

では、コーヒー好きのママの場合、1日にどのくらいの量なら大丈夫といえるのかというと、「1日に3杯程度」にとどめておけば、問題はないといわれています。もちろん、飲まないでいられるならそれに越したことはありません。でも、ストレスをためてしまうくらいであれば、授乳に支障のない飲み方をしてみましょう。
たとえば、
●授乳後に飲む
●少量を1日数回に分けて飲む
●隔日で飲む(1日ごとに飲む)
という方法もあります。

意外な盲点

さて、カフェインが入っているようなイメージがない飲料もあります。たとえば、次のようなものです。

●緑茶
●ココア
●コーラ
●栄養補給ドリンク
●ウーロン茶
●チョコレート

いかがでしょうか。まさか、と思うようなものもなかにはありますよね。
母乳育児で頑張っているママ、どうしても飲みたい、食べたい・・・というときには、授乳後すぐに摂取する、小分けにする、などの方法で乗り切ってくださいね。または、ノンカフェイン飲料が市販されていたり、ネット通販でも購入できます。お味はかなり本格的に改良されていますので、きっとノンカフェインでも満足いくことでしょう。

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