差し乳の人が気をつけること

「差し乳」「溜まり乳」といった母乳の傾向を表す単語が育児雑誌には登場しますが、これは医学的に使われている言葉ではありません。

「差し乳」「溜まり乳」の違い

差し乳というのは、母乳が作られているにも関わらず、それが乳房の張りとして表れないタイプのおっぱいを言います。ですから、赤ちゃんが飲むとしっかりおっぱいが出てきますので問題はありません。ただ、搾乳しようとしてもうまくいかないケースが多いです。

一方の溜まり乳というのは、母乳の生成が盛んであるために、常におっぱいが張っている感じがするタイプのことを言います。このタイプは、過剰な母乳が詰まってしまうリスクが高いので注意しましょう。

差し乳の人が気をつけること

差し乳の場合には、以下のようなことに注意する必要があります。

授乳のし忘れ

自分のおっぱいが張ってきたら、授乳するタイミングだなとわかるものですが、差し乳の場合にはそのタイミングがわかりにくくなります。そのため、赤ちゃんが泣かないと気づかない場合がありますので気をつけましょう。

乳腺炎に注意

差し乳タイプの場合、搾乳がうまくいかないことが多いため、赤ちゃんがしっかり母乳を飲んでくれないと、古い母乳が乳腺に詰まってしまい、そこから乳腺炎を生じることがあります。

これを防ぐには、一定時間ごとに授乳か搾乳をする必要がありますが、搾乳が難しい場合は、乳首の先を指で開くようにして刺激したり、短いスパンで左右交替しながら搾るようにすると出やすくなります。

過食や食事内容

差し乳の場合には、おっぱいが張らないことで不安になり、栄養不足を疑ってたくさん食べ、過食になってしまうこともあります。

乳腺炎は糖質や脂質の過剰から、血液がドロドロになり、それに伴って血液から作られる母乳もドロドロになってしまって、そのために乳腺を詰まらせてしまう場合もあります。
 
あまりおっぱいの張りを気にせず、母乳が出ているかに注意しましょう。単純に水分が不足している場合もありますから、母乳が出にくい場合は食事内容や水分摂取について見直してみてください。

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