母乳育児・そのメリットとは何?

母乳育児を絶対やってみたいと思うママ、仕事の復帰もしたいし、完全母乳はちょっと・・・というママ。
現代のママはさまざまな状況のなかにあります。では、なぜ母乳育児がよいのでしょうか。
また、ミルクを一切使用することなく、母乳だけで育てることを「完全母乳育児」などといいますが、なぜミルクを与えず母乳だけで育てることがいいのでしょうか。その理由を次に御紹介してみましょう。

赤ちゃんにとってのメリット

母乳というのは、何をおいても生まれてきてくれた赤ちゃんの「食事」です。赤ちゃん用の「ミルク」というものがなかった時代は、地球上の誰もが母乳で育てていたのです。ということを考えれば、赤ちゃんに必要なものだからこそ、母乳があるのだといえます。では、具体的な理由を見ていきましょう。

1. 赤ちゃんの健康を守る「免疫」がつく
⇒ 特に出産後~10日以内の「初乳」に特に多く含まれています

2. 赤ちゃんの胃腸にやさしい
⇒ 快便になる(下痢っぽくなる子もいる)

3. 赤ちゃんのアゴの発達を促す
⇒ 将来的に、歯並びに影響する

4. ミルク代がかからず、経済的
⇒ ミルク代=月々15,000円

5. ミルク瓶の消毒・白湯の用意などの手間が不要
⇒ 外出時にも簡単すぐに授乳できる

6. スキンシップがはかれ、母子の絆が強くなる
⇒ 将来的に反抗期なども軽く済む

7. アレルギー予防になる

赤ちゃんの免疫力アップ

母乳育児による赤ちゃんにとってのメリットは、今の健康状態を左右するとともに将来的な成長期に関しても影響してくるのです。
もしも、どうしても母乳が出ない、母乳育児ができる環境ではない、という場合でも産後~10日以内に出る初乳を少しでも、赤ちゃんのお口にいれてあげることをおすすめします。
なぜならば、初乳のなかには免疫成分が含まれており、これらが、赤ちゃんの喉、消化器系に殺菌力を与え、免疫をつけてくれるからなのです。

具体的には、
・免疫グロブリンA
・ラクトフェリン
という名称の成分です。

また母乳には赤ちゃんに必要な栄養素が含まれます。免疫グロブリンAは、赤ちゃんの体内でウィルスや真菌と結合するのですが、その結果、その悪い菌の増殖を防ぐのです。母乳には栄養素がいっぱいです。たとえば、カルシウム、リン、鉄分が豊富に含有されているのです。また、ホエイといわれる成分には、たんぱく質が豊富です。そして、乳糖といわれる成分は、カルシウムの吸収を助けてくれるので、順調な成長には欠かせないですね。
母乳で育てている赤ちゃんは、しっかりとした骨太なお子さんになる率が高いです。

母乳で育てた赤ちゃんは自然に大きくなる

母乳育児で育てることのメリットは、今の発達だけにとどまりません。母乳を吸おうと赤ちゃんは一生懸命にアゴを動かしますが、これがアゴの発達につながります。そして、将来的な歯並びにも影響を及ぼしていくのです。

まだ歯なんて生えていない・・・と思いきや、赤ちゃんの歯茎のなかの歯槽骨(しそうこつ)の中では、乳歯が生える準備をしていて、乳歯は成長しているのです。
ということは、新生児といえども、アゴの発達は重要だということがわかります。

また、スキンシップも将来的に見た時、影響が出てきます。ママとの触れ合いがどれだけ多く、質がよかったかによって、将来、反抗期を迎えるとき、母子の関係もよいものになり、たとえ何かあっても修復がすぐにできるのです。母乳を与えるのは、単なる食事を与えるのではなく、赤ちゃんとのコミュニケーションという大事な役割もあるのですね。

何でも食べられる健康な体の基礎を

アレルギー体質のお子さまを持つ親御さんは食事つくりやおやつの選定まで大変です。このアレルギー体質は、母乳育児をすることでならないようにする、または、軽減させることができます。なぜなら、ママの母乳を飲むことで、ママの免疫を受け継ぐことができるからです。完全母乳で育てると、アトピーや喘息になりにくいのは、このような理由があるからです。

また、胃腸に優しい母乳は便秘にならずに済むので、赤ちゃんの快便を促します。
赤ちゃんでも便秘をすることがあり、赤ちゃんが苦しそうにいきんでいるとママも心配になってしまいますね。
完全母乳であれば、一日に数回の便通があり消化機能に負担を与えないので赤ちゃんの機嫌もいいということになります。

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