うつぶせ寝のメリットと危険性

よく泣く赤ちゃんに、うつぶせ寝をすすめる人もいますが保育園などでうつぶせ寝をさせたための事故も起こっていますよね。うつぶせ寝のメリットと危険性についてみていきましょう。

いつからさせたらいい?

うつぶせ寝をさせるのは、いったいいつごろからなら安心なのでしょうか。絶対に安心だとはいいがたいものではあるのですが、よく言われるひとつの目安としては、月齢1カ月ころからということです。ただし、機嫌を見て徐々に慣れさせていく必要があります。次にメリットと危険性についてみていきましょう。

実は赤ちゃんは落ち着く?

うつぶせ寝をさせると、なんだか赤ちゃんは苦しそう?と思ってしまいますが、実はこんなメリットもあるのです。

<メリット・その1>
気分的に落ち着く・・・赤ちゃんは、うつぶせ寝はとても落ち着く寝方なのです。大人でもうつぶせ寝をするとなんだか、ほっこりした気分になりませんか?赤ちゃんも同じなのですね。ただし、月齢が低い赤ちゃんの場合には、目を離すことは危険なので、ちゃんと見てあげられるときにさせてみるといいでしょう。

<メリット・その2>
寝付きがよくなる・・・上述のように、もっとも落ち着くスタイルなので、ぐっすり眠りやすくなります。起きたときのぐずりも少なくなるというメリットもあります。

<メリット・その3>
ゲップがでやすくなる・・・おっぱいをよく吐いてしまう赤ちゃんの場合、ゲップが上手に出やすくなります。これはなぜかというと、実は、胃というのは背中のほうにあります。そのため、うつぶせ寝をするとゲップが出やすくなり、吐きにくくなるという効果が期待できます。

<メリット・その4>
心肺機能が高まる・・・うつぶせ寝は苦しそうな感じもしますが、肺が下のほうにあるため、呼吸はしやすくなるといわれます。そのため、心肺機能が高まります。

<メリット・その5>
首のすわりが早くなる・・・月齢が1カ月ころよりうつぶせ寝をさせてみてもいいでしょう。ただし、大人がそばに付き添って、事故にならないように気を付けましょう。

 

さて、うつぶせ寝姿勢に月齢の小さいうちから慣れていると、普段、使っていない筋肉を使います。そのため、運動能力が発達し、首のすわりが早くなるというメリットがあります。

こんな危険も?!

メリットばかりのうつぶせ寝・・・と思いたいですが実は、よくニュースにもなっているように、危険性もないとは言い切れません。そのひとつに、「SIDS(乳児突然死症候群)」というものがあります。

これは、寝ている間に赤ちゃんが突然死するものです。うつぶせ寝が原因のひとつとして注意を喚起されているように、大人がそばに付き添い、様子を見守ることが必要です。

予防法はないの?

「SIDS(乳児突然死症候群)」を予防する策として、次のようなものがあげられます。

<予防法・その1>
かための寝具で・・・お布団や枕はかためのものにしましょう。柔らかいものにしてあげたい気持ちはわかりますが、突然死の予防のためにはかためのほうがいいでしょう。柔らかいお布団や枕でうつぶせ寝をさせると、顔をどちらに向けても、息ができない状態になる危険性があります。

<予防法・その2>
顔の周りを片付けて・・・タオル、ガーゼなどが顔の周りにおいてありませんか?そんなときには、すぐに遠ざけましょう。タオルやガーゼなどの柔らかいものでも、赤ちゃんの小さな鼻や口にとっては窒息させてしまう危険性をはらんでいます。赤ちゃんがどのように動いても、タオルなどが顔にかからないところに遠ざけておくことが必要ですね。

<予防法・その3>
周囲の大人が常に気をつける・・・ちゃんと息をしていますか?顔になにかかかっていませんか?うつぶせ寝のときには特に、寝ている赤ちゃんの様子を確認してください。苦しそうにしていないか・・・などもきちんとチェックしてくださいね。

いつごろから安心?

うつぶせ寝をさせても、大人が周囲で見てあげないとやはり危険です。では、いつごろからなら安心できるように成長するのでしょうか。それは、生後半年、6か月頃から。

そのころになれば自分で姿勢を変えることができるようになります。そのため、ママやパパがうつぶせ寝の赤ちゃんと一緒にお昼寝をしてしまったとしても大丈夫になりつつあります。ただし、その場合でも、赤ちゃんの周囲になにか危険となるものがないかどうか、寝る前にしっかりと安全面は確認してくださいね。

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