お風呂上りの湯ざましは必要?

入浴後に「お風呂上りの湯ざましがいるんじゃない?」と言われることがあるかと思います。育児書を読んでも、「お風呂上りには、水分が不足している可能性があるので、湯さましをあげましょう」などと書かれてありますよね。本当に、「お風呂上りに湯ざまし」は、赤ちゃんにも必要なのでしょうか。

 

湯ざましで栄養とれる?

赤ちゃんが生まれると、お母さんやお姑さんがお手伝いに来てくれたりすることもあるかと思いますが、入浴後の「湯ざまし」は必ずといっていいほど言われますよね。ただ、母乳育児をしているママの場合は、湯ざましをあげるよりも、おっぱいをあげたほうが、栄養価的にも高く「合理的」ということが現実的にあります。というのも、湯ざましには何の栄養もありませんし、麦茶やイオン水にも母乳に比較すれば、感染症を防ぐ因子の有無ひとつとってみても「雲泥の差」です。

 

赤ちゃんの胃に優しいものを

「湯ざましをあげても、別に害はないのだからあげてもいいのでは?」
「単に水分不足を補うだけなのだから、湯ざましや麦茶、イオン水でもよい?」
とお考えになるのも無理はありません。

確かに水分不足だけを考えるなら、湯ざましなどでも大いによいでしょう。でも湯ざましを飲ませたとすると、小さな赤ちゃんのおなかはそれだけでいっぱいになってしまいます。また、市販の麦茶やイオン水ですとどんな水を使っているのか、それが赤ちゃんの胃や腸を刺激しないかどうかという心配もあります。おっぱいなら、いつも飲んでいるものですし、完全なる「天然」。だから、赤ちゃんの胃腸にも優しいのです。

赤ちゃんは、おっぱいだけが栄養吸収できる唯一の「糧(かて)」。湯ざましや麦茶などの栄養のほとんどないものでおなかをいっぱいにさせることはもったいないこと。それに、ママのおっぱいが順調に生成されるためには、やはり赤ちゃんがどんどん飲んでくれることが条件のひとつでもあります。もしお風呂上りに水分補給をするなら、おっぱいをあげたほうが賢明といえるでしょう。

 

母乳で水分補給はできる

ある研究によっても、母乳だけで4か月くらいまで育てたときと、ほかの水分も与えて育てたときとの差というのは、脱水などにもならず、血液や尿にも双方に違いはなかったそうです。ただ、生後半年以上たった赤ちゃんについては、その健康状態にもよりますがおっぱい以外のものをあげてもよいでしょう。

おっぱいはいつでもどこでもあげることができ、しかも栄養が豊富で免疫力もつけてくれます。これほど素晴らしいものがママにはありますので、ほかの水分を与えるよりは母乳をしっかりと飲ませてあげることが先決だといえるかもしれませんね。

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