体重の増減だけを気にしていませんか?

母乳育児で頑張っていることはとても素晴らしいことですが、赤ちゃんの体重の増減だけを気にしてしまうママ、いませんか?
「うちの子、ちゃんと育っているのかしら?」
「体重がぜんぜん増えない。心配だわ」
実は、こう思ってしまうのには、健診での体験が尾を引いていることも多いのです。例えば、1か月健診・4か月健診の場では、ほかのたくさんの同じ月齢の赤ちゃんも実際にそばで見ることになります。ほかの混合栄養や粉ミルクで育っている赤ちゃんはどうしても成長がよく、
「わが子は栄養が足りているのだろうか?」
と心配になってしまうこともありますよね。しかしながら、それは心配のしすぎであることのほうが多いようです。そして、小児科医のコメントにも左右されすぎているということも考えられるのです。

「平均値と比較」わが子はどう?

健診では、体の成長を測定したり、小児科の先生が赤ちゃんを診てくれます。小児科医の先生は何を基準に診察をしたり、コメントをしたりするかというと
「平均的な成長の度合いからみて、どうなのか?」
という視点からなのです。あくまで平均的に見てどうかということなのですから、全体で見れば、混合栄養の子もいるし、粉ミルクの子もいる、もちろん母乳育児の子もいる、というなかでの考察にすぎません。
もしも、母乳保育をしているママが大半で、粉ミルクや混合栄養で育てている人がわずかであれば、母乳育児で育っているお子さんは、「平均的」だということになります。
そして、混合栄養や粉ミルクで育っているお子さんは、「太りすぎ」ということになってしまいます。

ほかの子との比較はナンセンス

赤ちゃんの成長には、パパとママの体型にも関係があります。というのも、パパとママ、あるいはどちらかが背が大きく立派な体型であれば、赤ちゃんもそのDNAをもとにした成長の度合いとなる可能性が大きくなります。もしも、パパとママが小柄・痩せ型であれば、赤ちゃんもそういったDNAを持って生まれてきています。
しかも、そんな体型のママが母乳育児をしているのであれば、なおさら体重は他の赤ちゃんと同じようには増えていかないのが通常だと考えられます。ほかの赤ちゃんと比較するということ自体、おかしいことなので、小児科医のいう「平均的な値からみてどうか?」というコメントには、それほど頭や心を悩ませる必要はありません。

わが子にはわが子なりの成長スピードがあるんだ、と「どん」と構えていればよいのです。そのほうが、母乳の出方にもママの心の衛生状態にもよいでしょう。ただし、ある程度の期間を経ても体重が横ばい、あるいは減っている、という場合には、病院で受診することが必要ですね。

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