噴水のようにミルクを吐く場合の対処法

赤ちゃんはミルクを飲んでもよく吐きます。そういうものだから大丈夫と思っていても、ある日、噴水のように勢いよく吐いてしまった時には落ち着いてはいられません。

こういったことが起こったとき、どのように対処したら良いのでしょうか。

赤ちゃんが噴水のように吐く理由

赤ちゃんが噴水のように嘔吐する場合には、(肥厚性)幽門狭窄症と呼ばれる疾患の可能性があります。

これは、胃の出口が厚くなってしまっているために、食べ物が胃から先の十二指腸へ流れていかないというもので、生後3週間~3か月程度の赤ちゃんで多く見られます。

噴水のように嘔吐が起こり、黄疸や、コーヒーかす状のものが吐しゃ物に混じり、体重も減少するケースも多いです。この場合はできるだけ早めに医療機関で診察を受けるようにしましょう。

応急処置は?

幽門狭窄症かもしれないと思って、その時だけかもしれないと考え、少し様子を見てみようと思うときもあるかもしれません。そういった場合、まずは落ち着かせるための処置が肝心です。

赤ちゃんの嘔吐で怖いのは、吐しゃ物で呼吸が詰まることです。ですから、まずは喉を詰まらせないよう顔を横に向けてあげましょう。

そして、ちょっとした刺激が嘔吐を誘発する可能性がありますから、顔を拭いたり着替えさせたりするのもできるだけ刺激しないように優しく行います。

注意してほしいのは、嘔吐した場合には、胃が敏感になっているので、すぐに水分摂取をするのは避けた方が良いということです。少し落ち着いてから、少量だけミルクや経口補水液を飲ませましょう。

医療機関に受診するときのために、嘔吐したものの色やにおい、特徴、そして嘔吐後の赤ちゃんの気分や体調の様子などを記録しておきます。

困ったときは小児救急電話相談

様子を見ても判断がつかない場合や、かかりつけの小児科が開いていないときは、小児救急電話相談に症状を伝えて対処について指示を仰ぎましょう。

小児救急電話相談は、小さな子供を持つ保護者向けに行われているサービスで、子どもの急な病気に対する対処方法を小児科の医師や看護師に相談できるものです。

「♯8000」をプッシュすると各都道府県の相談窓口につながって相談ができます。時間帯は、地域によって違いますので、問題が起こってからではなく、事前に確認しておくと良いでしょう。

基本的には19時~翌朝8時といった病院の開いていない夜間が多くなっています。

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