赤ちゃんがミルクを吐く理由は?

赤ちゃんというのはいろんな部分が未発達ですから、同じ人間だからと大人と同じように考えてはいけない部分が多いです。たとえば、赤ちゃんは母乳やミルクを飲んでも吐きやすいものです。

これが心配になる人もいれば、そういうものだから心配無用という人もいますが、実際のところはどうなのでしょうか。

赤ちゃんが母乳やミルクを吐く理由

赤ちゃんが母乳やミルクを吐くことについて心配する前に、どうして吐くのか、その理由を考えてみましょう。

赤ちゃんの胃の特徴のため

赤ちゃんの胃の容量は非常に小さく、そのため最初はヤクルト1本にもなりません。それが6ヶ月後には3~4倍になり、1年では10倍近くにまで大きくなります。その後も離乳食などが進む中で胃の容量は大きくなっていきます。

また、赤ちゃんの胃は縦に長く、食道と胃のつなぎ目がゆるかったり、胃を固定しているじん帯もゆるく、不安定なために外部の刺激に大きく反応します。

母乳やミルクの飲み方

赤ちゃんは満腹中枢が未発達なために、胃の容量に比して飲みすぎが生じやすいです。また、母乳・ミルクを飲む際に空気を一緒に飲みこんだり、食後に横になることで胃を刺激してしまうと胃の構造上吐きやすいです。

母乳が出すぎるため

特に生まれた後の赤ちゃんは飲む力が弱いために、ママの母乳量が多く勢い良く出てくると、むせて吐いてしまうことがあります。飲みながら吐くケースが多い場合は、授乳前に多少搾乳してから授乳しましょう。

病気のため

赤ちゃんは免疫が高いとは言いますが、それでも病気になることはあります。胃腸炎や中耳炎、喘息や気管支炎なども多く、離乳食が始まると食中毒もありえます。

また、外傷の影響もありますので注意してください。吐き方が強く、回数も頻繁で、機嫌も悪いという場合は早めに病院に行きましょう。

吐くことより、様子に注意することが大切

赤ちゃんは、上記のように体質上も吐きやすいものです。吐くということは異物が入ったり、調子が悪いということを、体がちゃんとわかって反応しているということでもあります。

ですから、正常な反応であるのは間違いありません。その証拠に、吐いた後にはニコニコする子も多いです。大人ほど吐いたあとにダメージを受けていないのもこの時期の特徴です。

問題は吐いたことではなく、その前後の様子です。何が問題で吐いているのか、それを考えて対処することが最も大切です。もしも嘔吐が多く、体重の減少や水分不足による肌の乾燥などが生じる場合は、早めに医療機関で診察を受けるようにしましょう。

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